2008年6月11日に浩一様にご投稿いただいた作品です。ありがとうございます。Ashe
「クレィジーナイト 2」 作 浩一 

 乾かしたばかりのプラチナブロンドの髪をアップに纏めた涼しげな襟足、浩
一は鏡に映る素顔のジェニィーを見ていた。やはり信じられない。翡翠色の瞳、
その愛らしい唇。穏やかで知的な気品さえ湛えていた。
「コウイチ、なに見てる」
鏡の中のジェニィーが浩一を見ていた。
「ジェニィーが、とっても、きれいだなって、思って…」
浩一が言葉につまった。
「フフフフフッ…このウソつき…!シミ、ソバカスがいっぱいあって、ノーメ
イクの30女が、きれいなわけないじゃない」
「そ、そんなことないさ…」

 そのときふと、小学生だった自分が、化粧をする母の背中越しに、鏡の中の
母を見ていたのを思い出したのです。湯上がりの髪をドライヤーの熱風になび
かせる、頬をくすぐる髪とその匂い、いつもそんな下着姿の母の背を離れられ
なかった。姿見に映る紅を引く母の顔、磨りガラスの窓の向こうはもう暗く、
母が夜の勤めへと出て行く時が、迫っているのが分かっていたから…。
「浩一、女はね、化粧の最中を見られるのが、たまらなく恥ずかしいものな
の…浩一は男の子でしょ」
そう言って明るく笑った母は、まだ幼かった浩一を遠ざけた。

 母に男が出来たのは分かった。良くない男だということも…。昼間から酒に
酔いつぶれる母の姿を見るのは、中学生の自分には辛かった。
「なによ…!母親を汚い物でも見るような目をしてさ…!あたしはあんたの父
親に棄てられたんだよ。ああ…あんたなんか産むんじゃなかったよ…!」
どんな目で母を見ていたのだろう。あのころ不幸なのは自分だけだと思ってた。
父親への悪態を聞き、自分を否定された。それでも母が好きだった。

 鏡の中に化粧をする貴子が映ってた。
「フフフ…もう見ないでったら…!見てるんなら、ストッキングのシームのゆ
がみを直してよ…」
微笑みながら、そんな憎まれ口を言っていた。あの頃から、貴子はあの微笑み
を、あのジェフという男にも向けていたのですね。一人の女を愛し続けようと
した、ドンキホーテ。貴子には、自分はどんな男に見えていたのだろう。

「さっきからどうしたの…!コウイチったらボーっとして、そんな目で見ない
でったら…もう、あっちでカズエの相手でもしてきてって…!」
ジェニィーの声に我に返った。化粧の匂いに酔ったのか、浩一はわずかの時間
に過去を見ていた。

 部屋に戻ると、メイド服を着た和恵がいました。
『えっ…!和恵がコスプレ…?』
「お帰りなさいませ、ご主人様…!」
和恵が恥ずかしげに腰を折り本物のメイド嬢のようにして、浩一に微笑んだの
です。黒地に白いフリルの小さなエプロン。ただそれは、コルセットのように
下胸のあたりを締め付け、和惠の丸い乳房を上にはみ出させ、膨らみを異様に
露出させるのです。
『それって…たしかに、メイド服で良かったんだよな…』
浩一がそう思ったのは、その余りにも短いスカート丈、縁取りのレースから白
いフリルのガーター、薄布の白いパンティが丸見えなのです。

 おかしな話しですが、猥褻なその姿が変に和恵に似合って可愛いのです。網
目のストッキングにハイヒール。目の前でかいがいしく動く、和恵のあらわな
透けパンティのお尻を、浩一は見惚れるように見ていました。
「ジェニィー様…ご用意が…」
和恵の言葉に振り返った浩一が、目にしたジェニィーの姿。透けた膝上の薄ロー
ブの胸にビニールレザーのブラジャー、おそろいのガーターにストッキング。
その艶めかしく光る黒下着。まるでエロティックコミックスの女王様でした。
「コウイチはパンティを着けない方が好きなんでしょう…フフフフッ…」
ローブの前をはだけさせて、ジェニィーはパンティの着けていない下腹部をワ
ザと見せつけた。ジェニィーの微笑に、『そんなとこ、また見せなくたって…!』
と、この白人女性の嫉妬深さを浩一は思った。

 ホントに盗み聴きしたSM世界が目の前で始まるのか、浩一は胸が痛くなっ
た。テーブルの前には簡単なお摘みとスコッチウイスキーにグラスに氷。和恵
はまるでメイドカフェをラウンジバーのような空間に演出し、浩一とジェニィー
を客のように座らせたのです。ソファーに透けローブ一枚で、ピタリと体を寄
せ、浩一に抱きついたままのジェニィー。ビニールレザーの妖しげな艶、組ん
だ足先にはかかとが高すぎるサンダルヒール。そのかかとの高さが部屋履きに
は異様な感じがしました。

 名前にだまされたのか、浩一もいくらかの水割りを飲みました。水割りって
あんなにきつい酒だとは思いませんでした。気分が悪くならなかったのは、そ
の夜の高揚のせいかもしれません。肩口に当たるビニールレザーの乳房の感触、
甘い息が耳元からうなじをくすぐります。
「あたしのコウイチ…フフッ…もうずっとコウイチはわたしのものよ…!」
和恵に見せつけるように、はだけた上半身で横から抱きついたまま、浩一のバ
スローブの胸元に手を入れ微笑むジェニィーに、目線を下げた和恵。
「フフフフッ…カズエ…!バスルームでコウイチとお尻でしたの…ウフッ!あ
なたにも聞こえたかしら…?」
「はい、ジェニィー様」
「コウイチに求められたの…!フフッ…愛された…!あんなに激しくね」
「浩一様はジェニィー様を一番愛しておいでです」
和恵がそう言ったのです。浩一は一瞬、和恵の顔を見ました。和恵はろう人形
のように表情を変えません。
「ウフフフフ…そお…!じゃぁ〜カズエが上手に出来たら、ご褒美にコウイチ
としてもいいわよ」
「有難うございますジェニィー様…!浩一様のお情けを戴けるのでしたら、和
恵には身に余るほど、うれしゅう御座います」
「そう、カズエが待ち望んだ、そのときよ…」
「ああ…浩一さまに…和惠のオマンコを、お便所のように使っていただけるの
ですね。おチンポの先から、和惠の中にヌルヌルスペルマをオシッコのように
出していただけるのですね」
「か、和ちゃん…!」
浩一は唖然としていた。まさか和惠が、こんな言葉をかけるなんて思いもしま
せんでした。和惠の目が、男達の前で全裸を見せたときのように妖しく輝いた
のです。
「カズエ…!お前は、なんてはしたない言葉使いをするの…!」
女主人が召使いを叱責するような、きついジェニィーの声でした。
「ああ…ジェニィー様、申し訳ありません。和恵は淫乱でございます。後で尻
叩きをくださいませ。浩一様とセックス出来る、そのお言葉に思わず濡らして
しまいました」
「フフッ…!そう、じゃ〜尻叩きは後でね…」

 浩一には、今の二人の会話はほとんど聞こえてはいなかった。
『 和恵とも…する…そういえば、モニカねえさんは三人でと言ってた…』
その一言を思い出し愕然と身が震えた。今の自分に和恵とするのがイヤなわけ
じゃない。ただ二人の女性を相手にしないといけないのに、もう体の中は精の
すべてを使い果たしたような状態だったのです。

「浩一様、ジェニィー様と一緒に、恥ずかしい和恵を見て下さいませ。ジェ
ニィー様のように上手に踊れませんので、和恵は浩一様にバイブを使ったオナ
ニーショーをお目にかけます」
そう言った和恵は、浩一の目の前で踊り出した。そのセクシーな下着のような
メイド服を踊りながら解くように脱ぎ、ストッキングとガーター、パンティ
一枚の下着姿になります。和恵はあの部分に手を当てたり、廻すようにお尻を
震わせます。さすがに舞台で踊るだけに、口とは裏腹に悩殺的な腰使いです。
白く透けた物ですがGストリングスしか見たことのない浩一には、和恵のパン
ティが、なにか不思議と清純そうに見えました。

 広げた足で膝をつき、浩一を見つめるように、和恵はまあるい乳房を目の前
で揉み愛撫します。尻を前後に動かし指先で薄く透けた溝を撫でつけます。漏
らすような吐息が艶めかしく、背をつけ寝ころび、片足づつ手で撫でつけ、浩
一の前でパンティを引き上げ足を抜き、裸の女体を晒しました。
「カズエ、もっと足を広げてコウイチに見せてあげて」
「ああ…恥ずかしい。浩一様に女の奥底まで見せるのですね…」
和恵はその通りに膝の内側を抱え、これ以上はないというくらい股を広げて、
浩一に見せたのです。そのときの和恵はもう淫靡な微笑を浮かべ、自らの露出
行為に陶酔し、表情を一変させていたのです。
「ああ…浩一さま…和恵のオマンコが、奥まで見えますかぁ…」

 和恵は指先で襞肉を開き見せるのです。自身のピンク色に濡れ光るブツブツ
とした膣粘膜と体奥深く続く肉洞窟を…。
「浩一さま、見てぇ…!見てくださいませ…和恵のオマンコ…!誰にでもすべ
てを見せる変態女だと、恥ずかしい女だと蔑んでくださいませ」
和恵の目が、浩一を求めるように見るのです。何かを求め催促するように、尻
を浮かせるようにして、和恵は浩一にお尻の穴まで見せるのです。
「わたしのコウイチになんて格好を見せるの…!なんてカズエは恥知らずな女
なの…!」
そう言って立ち上がったジェニィーが、ハイヒールで和恵の、その女の部分を
踏んづけたのです。
「いやぁ…!ジェニィーさま…」
「この変態女が…!オマンコだけでなく汚らしいお尻の穴まで、わたしのコウ
イチに見せるなんて…!」
「ああぅ…ジェニィーさまぁ…!」
「この変態女が…!」
今度は細いヒールの部分で和恵の身を踏みつけるのです。
「コウイチ、ありったけの言葉でカズエを罵ってあげて…!」
驚きにジェニィーを見ました。目で語りかけるのです。これが和恵の求める物
だと…。
「さあ、コウイチ…!」
ジェニィーは浩一に見せつけるのです。強くはありませんがハイヒールのかか
とで和恵を踏み続ける様を…。和恵は逃げるように、そして這いつくばるよう
にしてジェニィーの足元に、のばした舌先でハイヒールの靴底をなめる和恵の
悦楽の表情を…。

『あの娘もジェニィーや貴子に負けない変態だよ』
その時、モニカねえさんが言った言葉を思い出しました。
「か、和恵は、恥ずかしい…変態女だ…」
震える唇で、浩一はそう言ったのです。ジェニィーのハイヒールに踏みつけら
れ、足下に這いつくばる和恵が、悦びに浩一を見上げました。
「いやぁ…!浩一さま、言わないでぇ…!ああっ…いやぁ…!もっと大きな声
で、おっしゃってくださいませ…」
目をあわせたときが和恵と分かり合えた瞬間でした。

「どう、カズエって子犬のように、すご〜くカワイイでしょう…さあ、カズ
エ…!コウイチの前よ、もう一度始めるの」
ジェニィーの言葉に反応するように、和恵の右手が動くのです。女性が人前で
は決して見せることのない秘めたる行為をです。
「ああ…浩一さま…!見て…見てぇ…!ああ…いいぃ…和恵のオマンコが気持
ちいい…」
指で挟むようにクリトリスを擦りあげ、蠢き膣口を潜り込む和恵自身の白い指。
「さあ、コウイチ、もっとそばで見てあげて…」
ジェニィーの言葉に背を押され、浩一は覗き込むように見たのです。
「コウイチ、カズエは言葉で嬲られ、男の前でするマスターベーションがたま
らなく好きなんだって…!これを渡してあげて…」

 ジェニィーから手渡されたのは、人の物に似せたバカでかい人造物。長さは
握り手も入れ30センチ余りで、直径5〜6センチくらいの一本物の極太バイ
ブでした。黒い胴回りに何列もの真珠のようなブツブツがあり、先端が男の物
のように出来ているのです。膨らみ形がまるで毒蛇のような、あの黒人達の性
器を思い浮かべさせるものした。
「コウイチ、スイッチを入れて…」
スイッチのありかを探しました。握り手の端がスイッチのようです。スイッチ
を入れるとウイ〜ンウイ〜ン音を立て、人造の黒性器が身をくねらせたのです。
「フフフ…コウイチ、カズエはこっちの強烈なバイブレーションが好きだか
ら…」
浩一の肩越しにジェニィーがリングを回しました。手に伝わるマッサジャーの
ような強烈な振動です。気がつけばジェニィーの動悸を、ぬくもりを背に感じ
るのです。ビニールレザーの布越しに、押しつぶれる柔らかな乳房の感触をで
す。

「ああ…浩一さまぁ、早くぅ…その真っ黒いおチンポを、和恵にくださいませ
…指だけでは淋しいのです」
和恵が、足を開いたままの和恵が手淫をしている。膣口に差し込んだ二本の指、
隆起したクリトリス、剥き出る肉芽を見せている。その様に手が震え、全身の
血が一カ所に集まる感覚に、浩一は痛いくらいしびれていました。
「コウイチ、早く…」
ジェニィーにせかされ、浩一は和恵の開いた足の中に座り込みました。目の前
で自身の愛液に濡れる和恵の肉貝。膣穴に差し込まれ蠢く、濡れ光る白い指が、
もう片方の広げられた指先で、クリトリスの肉茎を撫でつけるように擦り、両
の手で自ら手淫して見せるのです。
「浩一さま、和恵のオマンコにそのバイブを突っ込んでください…!ああ…そ
の太いの…!ああ…和恵は、浩一さんのおチンポを、このヌルヌルのオマンコ
に入れてほしいのです」

 浩一はこんな太い物が、和恵の中に入るだろうかと不安になった。そのとき
に和恵がわずかの間でも、白石の妻だったのを思い出したのです。『白石…』
あのとき貴子を犯した、白石のそそり立った巨太い性器。あんなのが毎夜、こ
の和恵の中に…。頭の中に白石と和恵の性交場面が浮かんだが、その様がすぐ
に貴子に重なる白石になるのです。和恵の求める声が、貴子の声のようにも聞
こえるのです。荒々しくも両の手で、貴子の大きな乳房を押しつぶすように揉
み、くの字に折り曲げた足を開かせ、その中を激しく突き動く白石の尻。

 そのまま中へと求めた射精のとき、貴子の手が愛おしそうに、白石のその背
を抱いていた。

 浩一は微動するその大きな人造性器を震える手で握りしめた。歯がカタカタ
と小さく鳴っていた。手淫する和恵の指の間にある、充血し赤みを帯びた襞肉
の中に、その巨太い黒バイブの、バイブレーションに蠢く先端を当て、浩一は
少し乱暴にもズブリと差し入れたのです。ブブブブブ…と音を立て、振動に震
える襞肉を広げ、人造物の膨らみがズブリと吸い込まれるように肉の中へ…。
「ああっ…!ああ…あうううぅ…っ…」
嗚咽とも思える和恵の喘ぎ声、空中を震えさまよう、和恵の手先が浩一の手を
捕らえ、離れないように握りしめます。
「浩一さま、ああ…浩一さん…!」
和恵の手が強く、バイブを持った浩一の手を握りしめる。和恵の濡れた襞肉が、
むくりと人造の亀頭を包み、恍惚と悶える喘ぎが分かるのです。和恵の股間で
振動に震えるバイブを握ったままの浩一を、和恵の足が挟みつけるのです。足
先を反らせる和恵のくぐもった呻き声、声を殺した和恵が、激しく気をやって
いるのがわかるのです。
「あうう…浩一さまぁ……あううううっ…ああ…ああっ…!」
「コウイチ…!」
たまらなくなったジェニィーが、ローブを脱ぎ捨て、後ろから抱きつきました。

 ジェニィーはレスラーのタックルのように、不安定な浩一にむしゃぶりつく
ように押し倒した。されるがままの浩一の、痛いほど隆起させた下腹部の上に、
ジェニィーの女体が乗りかかり、和恵の横で重なったのです。和恵が足を絡ま
せ、バイブを握る反対の手が、浩一の手を取り乳房に誘導するのです。
「ああ…浩一さん、強くぅ…和恵の乳房をつぶれるくらい…」
ソフトテニスのゴム球のような弾力、和恵のまあるい乳房を、浩一は確かめる
ように触り、強く揉んだのです。

 ジェニィーは握った浩一の起立の上に深く、ゆっくりと根元まで腰を下ろし
て行った。ヌルリとした襞粘膜の感触に、女の中に入ったのが分かった。ただ
陰毛に密着する尻の重み、締めつける膣肉が浩一には熱かった。前だけをはだ
けさせた浩一の上で、プラチナブロンドの髪を振り乱し、ブラジャーからもれ
出た白き乳房を震わせ、ストッキングの足で浩一を挟みつけ、ロディオのよう
に尻を振り、股間の上で下腹部を震わせ踊るのです。ジェニィーは汚らしい
ファックという言葉を吐き、狂乱のエクスタシーに叫くように悦びむせぶので
す。

 横で和恵がバイブを使った自慰行為を見せつけます。浩一は暴れ馬のような
ジェニィーの尻を強く抱き、本能の赴くままジェニィーの中を下から突き上げ
動いたのです。そのときの浩一は、ただ女の中で出したかった。自分の有りっ
たけを出したかった。白人女性の絶頂への吠え声、そして気の遠くなる狂乱の
興奮の中、その夜の二回目をまた、ジェニィーの中に射精していました。
 



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