この話は、1996年春に投稿した新作の一つです。新作は Ball, Cheerleader, Date, Denial, Four, Mall, Witch の7本。お楽しみを。
-- deirdre注意事項:
私の話は、他の多くの人の個人的な性的妄想と同じく、「いくつかの規則を破ること」を描くものが多い。もし、あなたが、妄想話は現実生活において望ましくない状況を描くものであってはならないと思うならば、この話を読んではなりません。描かれる性的状況についてあなたが気分を害される可能性があることを、前もって注意しておきます。18歳未満の場合は、この話を読んではなりません。この話を保存し公表すること、再投稿すること、およびaltのニューズグループの低価格なCD-ROMの形で販売することを許可します。またこの種の作品のアンソロジーの一部として出版することも許可します。ただし、作品がdeirdreによるものであると明示され、作者への謝礼がdeirdreの名でエイズ研究の基金へ支払われる場合に限ります。---deirdre
中は空っぽだった。
建物のどこからか音が聞こえた。
シャワーのような音。
あの人たち、もう済ましたに違いないと思った。
後ずさりして、ホールを見た。
ホールの向こうにあるドアがちょっと開いたとき、その音が一時的に大きく聞こえた。
中から男の人が出てきた。
ジェリーだった。
ティムのお友達の一人。
「ああ、やあ!」
ちょっと笑いながらこっちにやってくる。
何がおかしいのか分からなかったけど、多分、私も微笑んでいたと思う。
無意識的な反応だった。
「ティムはシャワー?」
彼はまた笑った。
「ああ。
まあ、そう言ってもいいかな。
ちょっと。
これをぜひ、君に見せたいな」
そう言ってジェリーは、私を手招きしながらホールを戻っていった。
ためらった。
でも、やっぱりついていった。
彼はちょっと立ち止まって、私が来るのを待っていた。
私が並ぶと、歩き出し、話し掛けてきた。
「ティムは今、ゲームをしてるんだ。
絶対、ティムのチームが勝つと思うよ」
私にちゃんと話していないことがあるような感じだった。
またちょっと笑って、同じことを言う。
「ああ、絶対、勝つな」
彼が出てきたドアのところについた。
男性用ロッカールーム。
彼はドアを開け、私に入るように合図を送ってくる。
男の人たちがシャワーを浴びたり着替えをしているところに入って来いって言うの?
ジェリーが何を考えているのか分からなかった。
それにどうして私が入っていくものと思い込んでいるのかも。
部屋の中、声が反響しているのが聞こえた。
「ほら、おいでよ。
ちょっと、見てごらんよ」
甘い声で私を誘う。
ちょっとだけ中に入った。
部屋の中の大半が見えそうなところまで。
思わず、息を呑みそうになった。
男たちがセックスをしてる!
3人の男が、それぞれ、別の3人に後ろから。
みんな、素っ裸だった。
自分の目が信じられない。
ショックでしばらく立ち尽くしていた。
素っ裸のティムがベンチに両ひじをついて屈みこんでいる。
別の男の人が彼のお尻にペニスを入れている!
その光景を表現するとすれば、「わいせつ」としか言いようがない。
私は後ずさりした。
ジェリーはドアを閉めた。
「そうなんだよ。
君の旦那さんは、つけを払っているんだ。
ちょっとばかり生意気すぎるけど」
疑問でいっぱいだった。
だけど言葉が出ない。
ようやく、口が利けるようになった。
「これ、毎週なの?」
とても恥ずかしかった。
あの場所で話せるような話題じゃなかった。
でも、なぜか、ジェリーに話しかけている自分がいた。
いや、話し掛けようとしていたといったほうが正確かもしれない。
私が言おうとしていたことを理解したに違いない。
「いや、こんなのを見たのは僕も初めて」
「あなたも、あれを・・・?」
ジェリーはまた笑った。
「いや。
僕はゲームのお膳立てだけ。
ああいうのには興味がないから」
親指でロッカールームの方を指差しながら言う。
彼はその後、私を見た。
興味深そうな表情をして見ている。
「でも、君は興味ありそうだね。
もう一度見てみたいのかい?」
「いや!」
反射的に拒否の言葉が口から出ていた。
「本当かい?
男たちがあんなことをしているところだよ?」
「もちろん、いやに決まっているわ!」
「あの男たちのこと、どう思った?
あんな風にして賭けのつけを払っているの?
否応なくつけを払わされているとこ?」
舌が凍りついたようになって言葉が出なかった。
私が興味を持っているとジェリーは思っているらしい。
全然違うのに。
そして、そう思われている点がとても恥ずかしかった。
どうにかして、彼の間違った思い込みを正してあげなければ。
だけど、そのために言葉を言う勇気がどこにあるって言うの?
私には分からなかった。
ジェリーが言葉を続けている。
「ねえ、どう思う?
ティムがあんな風に男とやっているのを?」
立ち去らなければ。
ちょっと失礼かもしれない。
けど、うまく言葉を使って、この絡み付くような会話から逃れるなど私にはできない。
でも、出て行こうとしたとき、彼がまた言葉を発したのだった。
「あーあ、僕も、楽しい経験をしそこなったって気分だよ・・・」
私はまだその場にいた。
どうして私は出てこなかったんだろう?
だけど、私はまだ依然として彼とホールを歩いていたのだった。
「君と一緒にちょっとワン・オン・ワンをできたらいいなあ」
キッと彼を睨みつけた。
彼は、ニヤニヤしているわけでも何でもなかった。
ただ、問い掛けるような顔をしているだけ。
手にバスケットボールを持っている。
「2、3点だけだよ。
ただの遊びさ。
もうちょっとすればティムも出てくると思うし」
愚かなこと。
馬鹿げている。
彼は私の前に大きく立ちはだかった。
ただのゲームなんてもんじゃ、全然ない。
二人とも足を蹴るようにして靴を脱ぎ捨てた。
「3点勝負!」
彼が言った。
彼は、大体は私にボールを回してくれて、最初の2点は入れさせてくれた。
でも、3回目のトライのとき、彼は巧みに私のショットをブロックしたのだった。
ボールを奪い、ドリブルをして私の回りを駆け回り、そしてレイアップ・ショット。
それから30秒あまりの間に、彼は同じことをもう2回、してしまった。
「試合終了!」
彼は、にっこり笑って言った。
私たちは靴を履きなおし、ホールに戻った。
誰もいない。
ホールの向かいがわには女性ロッカールームがあった。
ジェリーはそこに行きドアを押し開け、そのまま開いたままに抑えていた。
問い掛けるような表情で私の顔を見ている。
2人とも、そのことについては何も話していなかった。
一言も。
でも、そのことは、彼がゲームを持ちかけた瞬間から、気持ちの上にあったこと。
2人とも何も言わずとも分かっていたことだった。
彼は、私が何か約束をしたのだと思わせるようなことは一切していなかった。
ただ私を見つめていただけ。
まるで私がそこに入るかどうか不安に思っているようにして。
彼に導かれて中に入った。
彼はカバンから石鹸を出した。
「シャワーに入って、石鹸をたっぷりつけるんだ」
私が出てきたとき、ティムは車の中にいた。
私に何が起きたのか心配していたらしい。
それは確かだった。
でも、質問はしてこなかった。
多分、彼自身が行っていたことを気にしているのだろう。
それがあったので、その件について無理に問うことはしたくないのだろう。
そのように見えた。
あれは、とても淫らだった。
全身、濡れきって、泡だらけの体であのベンチに膝をついていた私。
私は、激しく達した。
ティムは私のあそこにしたことはない。
私も初めてだった。
石鹸があってホントに良かった。
髪の毛はまだ濡れていて、よく見ればそれが分かる。
暗がりの中、ティムが気づかないでいてくれたらよいなと思った。
それに、私の下着はジェリーのカバンの中だった。
その夜、ティムの横に体を横たえた。
心の中が騒いでいた。
私たちに何が起きているんだろう?
どういうわけか、その夜、ティムがとても欲しくて堪らなかった。
私の中に。
その女性をじっと見ていた。
玄関先に立っている女性。
朝になっていた。
ティムは仕事に出かけて、いなくなっていた。
何も起きないうちに、ティムは起きて、家を出ていたのだ。
本当に、何も起きないうちに。
私はその女性を知らなかった。
「私はステラ。
ジェリーと付き合ってるの」
そう言い、招き入れていないのに家の中に入ってきた。
「こんにちわ」
ためらいがちに返事した。
彼女は私のパンティとブラを取り出した。
「これを説明してくれない?」
「あ・・・」
彼女は小馬鹿にするような笑みを見せていた。
「ジェリーがちょっと面白い話をしてくれたのよ・・・。
でも心配しないで。
あなたに噛み付いたりしないから。
私も面白いお話が大好きだもの」
笑いながら言う。
彼女は、私の両手を取って、下着を押しつけた。
私は、それを見ながら立ち尽くしていた。
「でもね、あなたのご主人に対する許可は主張させてもらうわよ」
ビックリして頭を上げ、彼女の顔を再び見つめた。
まだ笑みを浮かべている。
「それがフェアでしょ?
そう思わない?」
こんなとき、人はどう返事するんだろう?
舌先を縛られたようになりながら、ただ突っ立っていた。
「ねえ、ジェリーが言っていたわよ。
あなたって、おとなしくて、人の言うなりになるのを好むタイプだって」
突然、彼女は私の両手首を掴んだ。
私はビックリして、手にもっていた下着を落とした。
恐怖を感じながら彼女を見つめていた。
彼女は何をするつもりなのか、私には分からない。
家のリビングのカーペットの上、仰向けになっていた。
裸になって。
彼女は両膝で私を挟み、上にまたがっていた。
私と同じく裸で。
まだ微笑んだまま、私を上から見下ろしている。
「いい子でいてね?」
そう言いながら、さっと体を擦り上げて私の顔の上にまたがった。
じっと私の目を見つめながら、彼女自身を私の口の上に降ろしてくる。
私の指は、私自身のところを触っていた。
とても忙しく。