僕は、フィアンセのジェインと、彼女の母親であるケイトと同居していた。ケイトは、実際かなり保守的な人間だが、娘のジェインがセックスの点で活発であることは、かなり前に容認したようだった。僕たちにさっさと結婚して欲しいと思っているらしいのは感じられるが、それでもケイトは僕にとても良くしてくれていた。ジェインとケイトは実によく似ている。肩まで伸ばした、ほとんど黒に近いこげ茶の髪も同じだし、背丈もほとんど同じだ。二人ともなかなかの体型をしている。どちらかと言うとケイトの方が少しグラマーな体型だ。あえて答えろと言われたらの場合だが、正直、僕はケイトは魅力的な女性だと思っている。ケイトの保守的な性格を考えると、彼女がデートをするなんてこれまでもなかったし、今後もありえないとは思うが、そもそも、そんなことを考えてもあまり意味がない。
ある晩、僕たちが部屋でごろりと横になりながらテレビを見ていたときだった。電話が鳴ったのだった。後から分かったが、その電話の主はレズリーだった。僕の大学時代に知り合いだった女性である。たまたま、僕たちが住んでいる町に来たので、僕と一緒にコーヒーでも飲まないかと誘ってきたのである。僕はジェインとケイトにそこのことを話し、上着を掴んで、外に出た。
僕の記憶にあるレズリーは、僕が知っているうちでも最もワイルドな女性そのものだった。実際、彼女とは何度かすごい夜を過ごしたことがあったのだが、そういう時、レズリーは本当にとんでもないことを考えつくのだった。僕自身、しようなど思いも寄らないこと、他の人でもそういうことをしたという話しを聞いたことがないようなことを思いつき、実行するのである。確かにあの頃はまだ僕も若かったと思う。そういう夜などを別とすれば、僕とレズリーは親友の関係で、彼女はよく僕に彼女のセックスライフについて、驚きに満ちたことをたくさん話してくれた。その話しの数々は、正直、いまだに僕は信じがたく思っている。レズリーが待っているレストランに車を走らせながら、彼女はあれから変わっただろうかと考えていた。
レズリーはあの頃とほとんど変わっていないようだった。やせ気味で、平均的な身長。明るい茶色の髪の毛はショートにしていて、ジーンズとセーター姿だった。彼女は僕の顔を見て嬉しそうな顔をし、彼女自身、まったく変わっていないことを僕に見せてくれた。僕がどこに住んでいるのか訊いてきたのので、僕はジェインとケイトのことを話した。レズリーは2人のことに興味を持ったらしく、話しを聞きたがっていた。ケイトのことについて話しをしたら、レズリーは、ちょっといたずらっぽいコメントを言った。つまり、僕があの2人の両方と関係を持っているんじゃなかと。
「そういうことなら、私も引っ越してくべきだわ。そうすれば、わたしとあなたのそれぞれに相手ができることになるもの」
まさに昔のレズリーそのままのコメントだった。
僕たちはしばらくおしゃべりを続けた。僕は、大学卒業後、どういう風にしてきたかについて話しをし、レズリーも、彼女のしてきたことについて少しだけ話してくれた(もっとも、レズリーの手短な概略的な話しの背後にはもっともっと面白い出来事がたくさんあったのだろうなと僕は思っているが)。
しばらくして、レズリーは立ちあがり、僕についてくるように言った。彼女はトイレへ向かって行った。そして、彼女はトイレの入り口の前に来ると、僕の腕をつかんですばやく女性用のトイレの中に引き入れたのである。中は普通の浴室の半分ほどの広さしかなかった。レズリーはすばやくドアのロックをし、ジーンズを降ろし始めた。そしてあっと言う間に、トイレのシンクに持たれかかり、裸のお尻を僕に突き出したのである。
「お尻の穴にチンポを突っ込んで! さあ! お願い! したいの!」
その誘惑に僕はかなり簡単に負けてしまった。間もなく僕はペニスをレズリーの裏門にあてがっていた。
「ぐっと押し込んでよ!」
切羽詰った様子で言う。僕は力をこめて押し入れた。
「ああ、これなのよ。ずっとしてなかったから寂しかったわ!」
僕にぐいぐいと押し込まれながら、彼女はそう言っていた。レズリーは、僕に、ぐっと根元まで入れ、ゆっくりと長いストロークで出し入れするように求めていた。出し入れを続ける僕に、裏門へ僕のペニスを受け入れるのをずっと待ち遠しく思っていたと語り続けていた。間もなく、僕は頂点に達し、彼女も同時に達した。実際、僕には本当に久しぶりのアナルセックスだった。ジェインはこういう行為には乗り気ではないのだ。
行為を終えた後、レズリーは実に嬉しそうな雰囲気になっていた。運良く、トイレを出た時、ドアの向こうで待っている人は誰もいなかった。テーブルに戻った後も、レズリーは、まるでカナリアをいたぶった後のネコのように実に満足げに振舞っていた。
「実はね、私、今夜、泊まるところを用意してないの。もし良かったら、一晩だけあなたのところに泊めてくれないかしら?」
ジェイン(とケイト)がこの話しを聞いたらどう思うかは、僕にも手に取るように想像できた。僕の大学時代のヒッピーの女友達。しかも僕の昔のことについて、何から何まで知っている人物。2人があまり快く感じないのは当然だろう。だがレズリーはしつこく頼み続けてくる。
「カウチに寝るだけでいいの。それに明日の朝は朝早くに静かに帰るから・・・」
結局、僕は説得に負け、承諾することにしたのだった。レズリーを車で家に連れ帰りながら、この件をどう扱って良いか考えていた。
だが、結局、僕が危惧したような揉め事は起きなかった。家に着き、レズリーを居間に連れ入れた。居間は、僕が出たときと同じく、部屋の明かりは消えており、テレビだけがついていて、まだジェインとケイトがテレビを見ていた。僕は2人にレズリーを紹介し、彼女が一晩だけ家に泊まることになり、カウチに寝せてあげるつもりだと話した。驚いたことに、ケイトはまったく気にしていないようだった。いつものケイトならすぐに起き上がって、人を泊めるために忙しく動き回るだろうと思われるのだが、そのような気配はなかった。レズリーは荷物を床に置き、腰を降ろして、僕たちと一緒にテレビの映画を見ていた。僕はジェインの隣に座っていた。ジェインは何も言わなかったが、僕の第6感からすると、ジェインは少し動揺していたと思う。それから少し経ち、ジェインは疲れたと言って寝室へと出ていった。まだ映画は終わっていなかったのだが・・・。僕は、その後も、少しだけテレビを見続けていたが、ジェインとの関係がややこしくなる前に、僕も寝室に行ったほうが無難だと思い、部屋を出た。
二階の寝室に入ると、ジェインは、眠ってるかのように、横になっていた。僕は、自分から事を荒立てるほど分別がないわけではない。何も言わず、ただジェインの隣に横になった。階下に長い時間留まらず、すぐに2階に上がってきて彼女のところに戻ってきたこと、その事実だけでも、後々、いろいろなことを円滑にするのに役立つはずだ。
夜になり、誰かに体を揺すられて目がさめた。レズリーだった。振りかえると、ジェインは隣に寝ていて、まだ眠っている。レズリーは僕の耳に一緒に来るようにと囁いた。多分、夜中の2時か3時だったと思う。ダメだよと僕は囁き声で答えたが、レズリーを押しとどめることは不可能なことだった。結局、僕は静かに体を起こし、レズリーに手を引かれながら、寝室を後にしたのだった。ジェインが目を覚まし、僕がいないことに気がついたらと、不安で仕方がなかった。
レズリーは僕を引きながら暗い廊下を進み、階段を降りた。ケイトの部屋から明りが漏れているのが見え、僕は驚いた。もし見つかったら・・・。だがレズリーは、ケイトの部屋のドアの方に僕を連れて行こうとしているではないか!
部屋に入って、僕は圧倒的なショックを受けた。ケイトがベッドの上、素裸になっていたのである。しかも両肘と両膝で体を支えた四つんばいの姿勢で、顔を枕に埋めている。その格好のまま、ただじっとしている。レズリーが僕に近寄り、囁いた。
「彼女にセックスしてあげなさいよ。ケイトはしたくてたまらない状態になっているの。もう何年も男とやっていなかったから」
レズリーの声が聞こえているはずなのに、ケイトはあの格好のままでじっとしている。レズリーはじれったくなったらしく、僕の背中を押した。
実際、ケイトは実に美しくセクシーに見えた。見るからに豊満そうな乳房が揺れていたし、丸いお尻が誘うように突き出ている。この時も僕は簡単に誘惑に負けてしまい、ケイトの後ろに位置取っていた。ベッドが揺れ、僕が後ろに来たのが分かっているはずだがケイトはじっとして動かない。僕はパジャマの中からペニスを取り出した。すでに勃起していた。そして亀頭をケイトの割れ目にあてたのだった。
ケイトはちょっと喘ぎ声を上げたが、やはり、体は動かさなかった。声をあげたこと以外は、じっと同じ格好のままでいる。僕は挿入を始めた。実に素晴らしい感触だった。美味、そのものだった。今度は引き抜きにかかった。ケイトはひどく濡れていたので、僕は、ダイナミックに動き、抜け落ちそうになるまで引いては、再び、根元まで突き入れた。ケイトは呼吸を荒げ、小さな声を漏らし始めていた。僕はケイトの蜂のような腰を両手でつかみ、本格的にピストン運動をし始めた。ケイトの方も僕に合わせて尻を突き返してくるのを感じた。ケイトは何も喋らなかったが、呼吸がますます荒くなってきているようだった。僕の下腹部がケイトの尻肉に当たり、ピシャリ、ピシャリと音を立てる。じきに、僕もケイトも絶頂に達しそうになっていた。そして、実際に、僕たちは同時に頂点に達したのである。その時の興奮を僕は決して言葉にすることができない。僕にとって、この長年で最高のセックスだったのは明らかだった。レズリーとのセックス、ジェインとのセックスも含めて、すべての中で最高だった。
僕は乱れた呼吸を落ち着かせながら、体を起こした。ケイトも呼吸を元に戻しつつあったが、依然としてあの姿勢のままで、顔を枕に埋めたままだった。僕もケイトも、一言も話さなかった。部屋のドアのところを振り返ると、レズリーが立っていて、にっこりと微笑んでいた。そして僕に出てくるように合図を送っている。僕はベッドから降り、部屋を出た。ケイトはあの姿勢のまま、一度も動かなかった。レズリーは僕たちの寝室にへの途中まで僕と一緒に歩いたが、その後、僕は一人で部屋に入り、ベッドに潜り、ジェインの隣に横になった。ジェインはまだ眠り続けていた。
翌朝、僕は、信じられないほど気持ちよい刺激を受けながら目がさめた。目を覚まし、すぐに、自分のペニスが誰かに吸われていることに気がついた。隣にはジェインがいなく、誰かがシーツの中に潜っている。でも、僕は、あまりの気持ち良さに、もはやそれが誰なのか気にしなくなっていた。両手をシーツの中に潜らせ、その人の頭を押さえた。間もなく、僕は射精を始めたが、それにもかかわらず、ずっと吸い続けてくれている。信じられないほど強烈な快感だった。
射精が終わると、シーツの中からジェインが顔を出した。ジェインはこれまで一度もこのようなことをしたことがなかったのに・・・。僕のペニスに口を触れさせることすら一度もなかったのである。それに加えて、ジェインは実に満足しきった顔をして見せている。もっとも、顔の表情をよく見てみると、ちょっと邪悪そうな笑みも浮かんでいたようだったが。ジェインは僕のところに這い上がってきて、耳もとに囁いた。
「今のは、真夜中に、私に嬉しい驚きを与えてくれたことへのお礼よ」
僕は内心、愕然としていた。だが、幸いなことに、心の中のことは僕の顔には表情として現れなかったようだ。僕はただ凍りついたようにじっとしていただけだった。頭の中で必死にいろんな事を考えていた。ジェインは実に平然と、しかも嬉しそうにしている。まさに生まれ変わったジェインのように思えた。どうしてそう変わったのか理解ができずにいたが、ともかくレズリーが出て行くまでは、いろんなことが危険なままだとは分かっていた。レズリーが朝早く出て行くと言っていたので、それだけでも多少は安心感を得ていた。
だが、事態は思った通りには進まなかった。ベッドから起き、朝食を取りに階下に降りて行くと、レズリーとケイトの様子から、明らかに、レズリーはもっと長居することに決め、ケイトはそれに同意した模様なのである。僕は、テーブルを囲んでる3人の女をまじまじと見ていた。結局、僕はこの12時間の間に、この3人の女性全員と関係をもったことになる。その3回の行為とも、これまでの僕にはとても信じられないような性行為だった。人間関係を考えれば、いずれの性行為も、破滅を招きかけない危険な性交渉だったのではあるが、僕はどうしても衝動的にそれを堪えることはできなかったのだった。
その日は土曜日で、レズリーはその日の何時間かは外に出かけていた。ジェインは完璧と言ってよいほど、僕には気持ちよく接してくれていた。レズリーが出かけていない間は、ちょっと心配している様子でもあったが・・・。ジェインはずっと僕に寄り添ってくれているような感じで、一日中とても心優しく接してくれていた。それに、朝の時と同じく、ずっと、とても満足している風で、にこにこと幸せそうにしていた。
ケイトの方は、僕に気を使うときがあったのかどうか、もしそういうときがあったと言えるとしても、普段よりずっと気を使う感じではなくなっていた。もっともそれは単に僕の想像上の印象かもしれないが。
その日の夜。レズリーは、再び、夜中に僕を起こしにきて、僕を引き連れるようにして、寝室から連れ出したのだった。やはりケイトの部屋で、ケイトは前夜とまったく同じ姿勢で待っていた。僕はケイトの後ろに位置取った。部屋のドアの方を見ると、そこにはレズリーの姿はなかった。僕はその夜もケイトにセックスをした。その夜もケイトは驚くほど濡れていたし、それに完璧と言ってよいほど、素晴らしく官能的で、最高の快感を感じた。僕とケイトが、その最高のセックスを堪能し、それを終えた後、ドアの方を振りかえると、そこにはレズリーがいた。レズリーは再び僕を連れ戻し、すぐに僕はベッドの中、ジェインの隣に横になっていた。
朝になり、僕は再び、前日同様、素晴らしい快感に目を覚ました。だが、この日はジェインは口ではなく両手を使ってしてくれていた。ジェインは、僕の隣に寝ていて、僕を勃起させようと擦ってくれていた。2本のスプーンが重なり合うような体位でつながるのを求めているようだった。僕は、その姿勢になり、勃起したペニスをジェインの中に挿入したが、ジェインは、すぐに、快感に完全に我を忘れ、うつろに宙を見るようなまなざしになってうっとりとしていた。僕たちは、体を連結することによる純粋な快感だけを楽しみながら、かなり長時間、ゆっくりとしたストロークでセックスをした。やがて、僕は彼女のクリトリスに手を伸ばし、それを受けて彼女も僕も一緒にクライマックスに達したのだった。
その後、2人ともセックスの余韻に体を休ませているときだった。ジェインが言ったのだった。
「あなた、本気で私にアレをさせるつもりなの・・・あの、例の、つまり・・・言わなくても分かるでしょう?」
「何をさせるって?」
「知ってるくせに。昨日の夜にあなたが私に囁きかけたことよ」
僕には何のことか分からなかったが、それが何であれジェインがそのことを思ってひどく興奮していることだけは理解できていた。僕はどういう言葉を言うべきか、頭を振り絞っていた。僕がジェインに何かを「させる」? ジェインはマゾだったのだろうか?
「言葉を濁して逃げるなんてダメだよ。ちゃんと口に出してくれ!」
僕は、ジレンマ状態から脱出する方法を思いついて、ジェインに訊いてみた。
「あなた、本気で私に・・・あれを・・・、つまり・・・私にレズリーのあそこを舐めさせるつもりなのね?」
僕は、ありとあらゆる自制心を駆使して、かろうじて平然を保つことができた。ジェインは、それをすることを考えただけで興奮しているようだった。ああ、僕のジェイン! 一体、この出来事は、どういう方向に進んでしまうのだろうか? 僕はベッドから出て、レズリーに会った。小さな声で、一体、何を考えいているのかレズリーに問いただした。レズリーはただニヤリと笑みを見せ、そのまま僕たちの寝室に直行し、中に入ってドアを閉めてしまった。
結局、僕はケイトと一緒に朝食をとった。僕たちはまったく言葉を交わさなかったし、ケイトは、何か、僕の周りをそれとなく忙しそうに歩き回っていた。僕の世話をするために、かいがいしくまとわりついていた、と言う方が正確かもしれない。彼女はこれまでも、朝食を作るときは、いつもそうしていたのかもしれない。だが、この日は僕とケイトの2人きりだったので、それだけに彼女の行動がいっそうあからさまに見えていたのだろう。ジェインとレズリーは、結局、姿を現さなかった。朝食後、僕は寝室に戻ってみたが、ドアは相変わらず閉められたままだった。それに、僕の衣類が丁寧に畳まれて、ドアの外に置かれていた。ためしにドアを開けてみようとしたが、カギがかけられていた。
僕はシャワーを浴び、服を着て、ちょっとぶらぶらして、そして家の中の用事をいくつかした。しかし、寝室のドアはまったく開くことがなかった。そのことについて、ケイトは何も言わなかった。その日、僕は用事があって、お昼過ぎに僕は出かけなければならなかった。
用事から帰ってきて、調べて見ると、寝室のドアは開いていた。ジェインとレズリーはいなくなっていた。家の中にも二人の姿は見えなかった。でも、ケイトには何も言わなかった。
夕食時になっても、2人は帰ってこなかった。ケイトに、2人はいつになったら帰ってくるのか訊くと、なんと、2人は旅行に出かけたと答える。僕は2階に駆け上がり調べた。ジェインの衣類のいくらかと旅行用のスーツケースがなくなっていた。
夕食の間、ケイトは僕に話しかけてくれていたが、彼女はジェインとレズリーのことについては何も話さなかった・・・。ちょっと奇妙な振る舞いだった。その夜、僕は寝室に入った。その頃には、ケイトはすでに寝室に入ったはずだったのだが、階下には、まだ明りがついていた。僕は見まわりに降りて行くと、ケイトの寝室のドアが開いていて、中の明りがついているのに気がついた。覗きこんで見ると、そこにはケイトが、それまでと同じ姿勢でいるのを見たのだった。両肘と両膝をついての四つんばいで、顔を枕に埋めた姿勢だ。僕には強烈過ぎる誘惑的な光景だった。行為を終えた後も、ケイトはそのままの姿勢で、相変わらず視線を見せずにいた。僕は部屋を出て、自分の寝室に戻って眠りについた。
それ以来、ケイトは、あまり多くを話さなくなった。だが、彼女はいつも僕に非常に気遣いしてくれるようになった。ほとんど召使のようだ。毎度の食事を作ってくれるし、僕の周りを忙しそうに歩き回って世話をしてくれている。そして毎晩、彼女はいつもあの姿勢になって、僕が来るのを待っている。ケイトが以前よりちょっとセクシーな服装、と言うか露出度が高い服装に変わってきているのに、僕は気がついている。朝の朝食時や暗くなってからの夕食時など、ケイトはナイトガウンだけでローブを羽織らずにいることが何度もあった。決して、透けて見えるようなものではないが、セクシーであるのは確かだ。・・・時には丈が短い可愛らしいガウンを着ていたり、太股の上までスリットが入ったものを着ていたり。それまではいつもローブを羽織っていたケイトであったのに・・・。でもケイトは、僕に話しかける時ですらも、なぜか僕を直視するのを避けているようだった。
ある時、ケイトが電話で話しをしていた。それから受話器を僕に向けて、僕への電話だと言う。相手はレズリーだった。
「ケイトのアナルはもうやった?」
そのあからさまな質問に驚きながらも、僕は 「してない」 と返事をした。一体、ケイトはレズリーとどんなことを話していたんだろう?
「ケイトはフェラをしてる?」
「彼女のお尻に鞭打ちはやった?」
そのようなことを訊いてくる。
「ジェインは、いま私のそばにいるわよ。今ね、電話をしている私のあそこを、舐めているところ。それに彼女ね、両手を後ろ手に縛られたままなの」
僕はジェインがすぐに帰ってくるのか訊いてみた。でも、訊く時、どういうわけか僕はケイトから顔を隠し、低い声になっていた。レズリーは大きな声で笑っていた。
「もうちょっと待たなければダメじゃないかな・・・まあ、流れに乗ることね」
彼女はそう言って電話を切ってしまった。
その電話があった後は、ケイトは、僕が彼女の部屋に行くといつでも、ハンカチを使って目隠しをしているようになった。ケイトは床に正座して僕を待ち、僕がペニスを差し出すと、美味しそうに舐めしゃぶりをするのだった。すでにケイトのアヌスにもしたが、彼女はまったく抵抗しなかった。もっと言えば、ケイトはひどく興奮していたと言った方が正確だろう。それに、ある土曜日のことだが、午後になって、ケイトは、疲れたのでお昼寝をすると言ったのだった。いつものケイトらしくない言葉だったが、後で、彼女の寝室の前を通りかかり、そこのドアが開いているのを見かけた。中を覗いて見ると、ケイトはいつもの目隠しをして、素裸のまま床に正座していたのだった。今、僕とケイトは、毎日、何度もセックスをしている。それも様々な行為をしている。今、僕はケイトの尻をベルトで鞭打ちしてみたらどうだろうかと考えている。だが、まだそれをする勇気ができていない。