とっ捕まった! この状況を言い表すにはこの言葉しかない。妻のジェニファーが、服を買わなくてはならなくなったと言って、結果、僕たちはモールに来ていた。僕はジェニファーのお供で店に付き添わなくてはならなくなったのである。彼女が次から次へと試着を繰り返す間、僕は、延々待たされているのだ。とっ捕まった以外に言葉がない。
ああ。妻は新しいアイテムを試着するたびに楽しそうに僕に意見を聞きに来るし、僕は、精一杯頑張って、妻が求めているアドバイスを与えてきているのであるが、にもかかわらず、依然として待たされ続けていた。座りながら考えることは、店の外に出ること。この場所以外ならどこでもいい。
だが、そうこうしてるうち、ジェニファーは何着か、かなりセクシーな服も試し始め、じきに水着も試着するようになった。水着に着替えたジェニファーの姿は素晴らしい。正直ここだけの話、僕が、あれこれ試着しながら試着室から出たり入ったりを繰り返す彼女の姿を見て楽しんでいたのも事実。女店員はジェニファーに試着する服を選んでいたが、中には、かなりセクシーな服も選んでくれていた。ジェニファーは、そういう服でも、その女店員の調子に合わせていたのか、躊躇わずに試着していたようだったし、むしろ、そういう服を着て僕に見せることで、僕の反応を見て楽しんでいるようにも思える。
そんなことをしていたときだった。あるとき、ジェニファーが試着室に入った後、女店員が僕のところに近寄ってきて、こう言ったのである。
「奥さんにちょっと試してみてもいいかしら?」
いきなりそう訊かれたものだから、何秒か、何を言ったのか、言葉すら理解できなかった。
「何を?」 それが、僕にできる一番賢い返事だった。
「ちょっとだけ奥さんのために試してみたいの。どうか、お願い? ご主人にも、待つだけの価値があることになりますから」
「分からないけど、妻の方は、乗り気がしないのでは?」
「試してもいいって、その一言だけ。お願いです。決して後悔することがないようにしますから・・・お願いです」
「まあ・・・じゃあ・・・いいですよ」
それが僕の最後の返事だった。よく理解できなかったが、おおよその見当はついていた。もし、この女性が本当にそれを試したら、ジェニファーは直ちに僕を引っ張って、この店から出るだろうとも思った。ここから抜け出せることにもなる。
例の女店員を改めて見てみた。ジェニファーよりちょっと背が低い。暗い色の髪の毛・・・黒髪と言ってよい。年のころは30代か。もっとも、極めて魅力的な女性であった。レズビアンか。僕は興味を持った。
その後、再びジェニファーは水着姿で出てきた。ワンピースだが、レッグのところが大きく切れ上がったタイプである。まさに美味しそうと言ってよい姿。僕はこっそりと例の女店員を見た。改めて見て分かったことだが、彼女は、まるで魂を取られたかのようにうっとりとして妻の姿を見ていた。手には別の水着を持っている。小さな白のビキニだ。ふと我に戻ったのだろうか、しばらく間をあけた後、急に、「その水着も、とってもよくお似合いですわ」と言って、今度はビキニを妻の手に押しつけた。
ジェニファーが試着室に入ると同時に、女店員は僕について来るようにと言った。商品の倉庫室に通じるドアの向こうへと僕を引っ張って行く。いくつか箱が並んでいる場所へと僕を連れて行き、そこで待っているように言って、すぐにまた店内に戻ったのである。僕は言われた通りに、そこで待っていた。どうなるのだろうか。
1分ほどして、女店員は倉庫に通じる別のドアから姿を現した。どうやら、そのドアは試着室に通じているようだった。今度はジェニファーの手を引いている。
「ここがいいわね。私が手直ししてあげます」
女店員はそう言って、ジェニファーの水着を調整していた。ストラップを引っ張ったり動かしたりして位置を直しているようだった。実に自然な雰囲気でジェニファーに接している。女店員が、こんな短時間なのに、いつの間にかジェニファーと親しくなっているのを見て、僕は彼女の手腕に驚いていた。
「うーん、トップは別のに変えるべきですわ」
女店員はそう言って、あっという間にジェニファーのトップを脱がせて締まったのだった。女店員は、周りに誰もいないか確めるように、あたりを見回し、それから、「すぐに戻ってきますわ」と言って、立ち去ってしまったのである。
ジェニファーは、両腕を前に交差させて胸を隠していた。非常に落ち着かない様子だった。おどおどとあたりを見回している。すると、女店員は別のトップを持って戻ってきた。すぐにジェニファーの後ろに回り、トップを着させた。装着するとすぐに、ジェニファーの両方の脇の下に手を入れ、ストラップを調節した。
「ボトムの方も別のにすべきですわ」
またも女店員はそう言って、ジェニファーを一人残して、駆け足で出て行き、すぐに戻ってきた。この時は水着を上下、身に着けていたジェニファーだったが、待っている間、実に居心地の悪そうな、おどおどした様子だった。
女店員は、戻ってくると、実に素早くジェニファーのボトムを脱がした。この女店員に何をされるのか、ジェニファーが知っていたとは僕には思えない。女店員は、持ってきたボトムをジェニファーのお尻のところでかざして見た。ジェニファーに履かせたらどんな見栄えになるか確めているようだった。そして、それから、ジェニファーに履かせたのだった。女店員みずからの手で。少し調節をし、しわをのばす。そしてその後、実に突然に、彼女は指を前に入れたのだった。さらに後ろにも別の指を。
「ちょ、ちょっと!」
大きな声ではなかったが、ジェニファーは確かに驚いて引きつるような声を上げた。
「リラックスして」
女店員はジェニファーのことをまったく気にしていないようだった。それに、まるで仕事をしているときのように、実に真剣な様子でもある。ジェニファーは、依然として動揺してるようだったが、何秒かすると、息遣いが荒くなっていた。顔も、引きつった表情が溶け始め、虚ろに遠くを見るような目つきに変わり、口も半開きになっている。まさに恍惚とした表情。
ボトムが再び引き降ろされた。女店員は、指を2本、前に入れ、同時に別の指でジェニファーの割れ目の先にある突起部を擦っていた。もう一方の手はお尻にあてがわれ、どうやら指を1本、アヌスに押し込んでいるようだった。ジェニファーはただ虚空を見つめるだけで、その呼吸はますます荒くなっていた。突然、女店員は片手を上げ、ジェニファーの頭を押さえ、自分に引き付け、キスを始めた。女店員が行為をリードしているのは明らかで、依然として片手の指をジェニファーの中に入れている。ジェニファーはすっかり息が乱れ、キスを続けるのも苦しそうだった。目を閉じたまま、もし女店員がキスをするためにジェニファーの首の後ろを引き付けていなかったら、すぐにも崩れ落ち、しゃがみこんでしまいそうだった。そして、とうとうジェニファーが頂点に達するのが見えた。女店員は片腕で彼女の体を抱きしめていた。ジェニファーは依然として両腕をだらりと下に降ろしたまま、ビキニのトップだけをつけた格好でなされるがままになっていた。
1分ほどしただろうか。女店員はジェニファーを立たせた。
「急いだほうがいいわ。戻って服を着るの。さもないと、ご主人が何かあったのかと心配するわよ」
女店員は、ほとんどジェニファーの体を押すようにして試着室に戻させた。その後、ドアを閉め、僕がしゃがんで見ていた場所に駆けて来る。
「立って! 急いで!」
ひそひそ声だが、切羽詰ったような口調だった。立ち上がると、すぐに彼女は僕の前にひざまずき、ズボンのチャックを降ろした。あっという間に、僕のペニスを咥え、激しく吸い、頭を上下に振っていた。2回ほど、頭を振るのをやめ、肉茎を舐めしゃぶる。実際、僕は勃起していたものの、彼女は一気に喉奥まで飲み込んだのだった。驚きと言うほかない。その巧みさに僕はすぐに射精を始め、それを彼女は何の躊躇いもなく飲み下していた。射精が終わると、彼女はきれいに舐め清め、ズボンの中にしまい、チャックを上げた。そして、僕の場合もほとんど押し出される感じで、店内に戻されたのである。僕の背中を押しながら彼女は低い声で言っていた。
「彼女にアナルセックスすべきよ。できれば、毎日!」
ジェニファーが気が得終わる前に、僕は店内に戻っていた。ジェニファーが試着室から出た後は、彼女も女店員も、そして僕も、何気ないふりで店内をぶらぶら見ていた。ジェニファーは結局、水着を試着する前に試した衣類の中から1つを選んで買った。店を出るとき、あの女店員は、「また、すぐにいらっしゃるようにしてください」と僕たちに声をかけた。