「キャシーの唇」 Cassie's Lips  By S. Duck

「ハーイ! 私は、あなたのいとこのキャシー。あなたには、私のこと全然分らないと思うけど」

キャシー? ブロンドのおさげ髪をした少女だったら覚えている。だが、あの少女とこの女性はあまり似てるとは思えない。彼女は僕を抱き、唇にキスをした。唇にキス? カリフォルニア・スタイルだ! カリフォルニア人なのか! 彼女の唇が僕の唇に触れている間、僕の心はさまようように時間を遡った。確かに僕は彼女を知っている。だが、彼女が言っていた意味での認識とは違うが。

昨年、僕は友人のSOと一緒にアマチュアのセックスビデオを借りた。その中の1シーンは、ある女性の鼻と唇のクローズアップで始まった。鼻と唇が恥毛に埋まっているところからである。女がゆっくりと顔を引いていくにつれて、彼女の唇の間から長いペニスが滑り出てくる。女はペニスに手を添え、軽くしごき、そしてまた顔を寄せていき、唇を肉棒の根元につくまでにさせる。続く2分ほど、これの繰り返しが続いた。小さなバリエーションはあるが、同じように顔を近づけては引き離す動き。私はそれを見て興奮していた。女は先端だけを口に含み、手で激しくしごき始めた。男のオルガスムが始まり、女の口は忙しく動き、男の射精を励まし、同時に噴出に対処していた。女は男を口から出した後、唇をかすかにすぼませて男の体液を口に含んだまま、一瞬、満足そうな表情を見せた。ペニスの先端からわずかに白濁が染み出るのを見て、女はさらにもう少しミルク搾りを続ける。わずかに出てきた体液の味見をするように女は唇で軽く触れ、頭部全体をねぶるように愛撫した。

ようやく、女は顔を上げ、体を後に倒した。全裸で、思慮深そうな表情。しっかりと閉じた口。あの顔。今、僕は、大人になったキャシーを見て、彼女が僕のいとこだったと理解したのだった。女は、口の中に溜め込んだものを味わうように舌を動かし、その後、何度かに分けて飲み込んでいた。最後に女は唇を舐めてきれいにした。それと同じ唇が今、僕の唇に押し付けられている。

「あなたに会えてとても嬉しいわ。あなたについていろんなことを知るのが楽しみだわ」

「僕も、君についていろんなことを知るのが楽しみだよ」


おわり