決心。
セックスしたい? もちろん。したい。いいやつ。激しいけど、激しすぎないのを。しっかりしたリズムのを。私の場合、そうでないとイケない。汗とセックスと情熱の匂い。それら全部ひっくるめて、やりたい。
私に訊くの? そんなことはしなように希望するわ。もし訊かれたら、私は嘘をつくだろうから。「いや」って言うわ。自分の尊厳を失いたくないから。私は操ってもらわないといけないの。
もし 「いいわ」って言ったら、私は簡単よ。すっかり弱くなるわ。エッチな気持ちなのって、私に白状してもらいたい? 私が、淫乱女で、セックスしたがってるって言って欲しい? いまいましいけど、私はエッチな淫乱女よ。でもあなたには知られるわけにはいかないわ。少なくとも今はまだ。確信できる必要があるの。時間が必要なの。
私に訊かないで。私に嘘をつかせないで。お願い。私は操ってもらわないといけないけど、操られたくはないの。ちゃんと意味が通じてる? もちろん通じてないわね。
今夜はどこまでいく? 触るとこまで? ええ、いいわ。たくさん触って。どこを? どれくらい? 時間はどのくらい? いつ「もうやめて」って言うべき? いつあなたを止めるべき?・・・それとも、いつ私を止めるべき?
自己コントロール。私は自分が自分でちゃんとコントロールできていると感じられないとダメなの。でも、適切な場所を触られると、私の自己コントロールが溶けていくわ。そういう場所を探して。私がもっと触って欲しくなるように。そして私がセックスしたくなるように。そういう場所を探して。お願い。
簡単に分かるところもあるわ。初めてのデートでキスはダメ。ほとんどダメ。少なくとも、舌はダメ。いい感じだったら、ちょっとだけはいいかも。やだ、いい感じ。
私はキスが好き。一杯。しっとりしたのは良いけど、ねっとりしたのはダメ。激しいのは良いけど、ヒリヒリするまではダメ。しっかりとした? ぴったりの言葉じゃない。意識した? 興奮させる? 意識して興奮させる。それだ。 触れる場所を意識して興奮させる。
私は決心したくない。決心しないことに決心した。決心しないと決心したことも、やっぱり決心ね。もういや。いいわ、決心するわ。
はい。決心は済ました。ええ、私は体を触ってもらいたいし、キスされたいし、セックスしたい。しっかりと心を決めると、安心するわね。決心することが正しい選択だったと希望するわ。少なくとも私はもう決心した。でも、そのことをあなたに伝えるわけにはいかない。でも、伝えられる? 前もって計画が必要ね。コントロールを保ち続けるには、それしかないから。
すべてがぴったり。決心したら私はエッチな気持ちになった。新しく決心をすると、ますますエッチな気分になっていく。セックスしたい。やりたい。あなたにそれを言葉で言うことができないなら、行動で示しましょう。
私に訊かないで。ほら、サインを読みとって。見た? 私は決心したのよ。スカートよ。ズボンじゃないの。ミニなのよ。ほんとにミニ。これは私が決心したこと。
ワンダーブラ。谷間。深い谷間。トップはタイトなニットのトップ。胸元はゆったりと大きく見えてる。これも私が決心したこと。
ストッキング。パンストではない。腿のところでとまるタイプ。ガーターベルトは、ないわ。だから、あそこまで途中には何もない。何も。
さあ、あなたの番よ。台無しにしないでね。
まずは、手で触れて。優しく、滑らかに。頬に触れて。そっちの頬じゃない。そこはまだ。いいわ。私の耳の前のそこ。そこから下へ。ゆっくり。ええ、唇をなぞって。ああ、わたしのそこの下のところを見つけて・・・ああ、ええ、そこ。
首すじ。速くし過ぎないで。もうちょっと力を入れて。ああ、キスも。見つけたわね。耳たぶの下の、ぞくぞくしてしまう場所を。
ダメ! まだダメ! ああ、それはいいわ。私をもっと抱き寄せて。それが好きなの。首の後ろ、髪の毛の生え際のところ。かゆいような疼きが始まる前に、そこをどうにかして。気持ちいい。エッチな気持ちになってくる。
素敵な決心ね。完璧なタイミングだわ。唇はちょうど良い感じに湿っている。私の唇でなくて、あなたの唇のこと。私も、自分の唇を舐めて湿らせなくちゃ。ああ、でも、あなたに舐めてもらえばもっと良いわ。ずっとずっともっといい。
私は準備ができてるわよ。 私に言ってくれる? ああ、もういや。言うわよ。やって!
決心。
「まず食事にしよう」 あなたの決心。「もうちょっと待ってから」
ああ、ダメよ。ひどい。もういや。
「だって、夜じゅう頑張るには、それに見合うエネルギーが必要だからね」
あの笑顔。ホントもういや。2人とも正しい決心をしたのね。