「象牙の塔からの逃避」 Escape from the Ivory Tower  by oosh@nerve.com

(内なる声 III)

独りベッドの中
私は、いる
真紅の喜びのベッドの中
思いを巡らしながら


誰が誰を誰のイメージで創り上げたの?


私の周りには開いたままの書籍の数々
聖パウロ
聖アウグスティヌス
聖トマス・アキナス
教理問答書
教理問答書


ああ、可愛い教理問答書さん。誰があなたを書いたの?

あなたの姿を私に見せて
こちらに出てきて
恥ずかしがらないで
ああ、あなたなのね
真っ赤な顔
赤らめた顔は素敵じゃないわ
どうしたの? ラッツィンガー枢機卿?
あなたは、これまで裸の女を見たことがないの?
私があなたを傷つけることなどないわ


それとも、傷つけてしまう?


ああ、あなたは素晴らしいわ
あなたは神を求めている
100点満点
知られている世界をすべて見回して
結論を引き出した
できる限りのことをしたのね
あなたのことを誇りに思ってる人がいるの

盲人と象のたとえ話を聞いたことがある?

あなたは神の姿を見つめ
人(男)の姿を見る
ええ、そう、神はこのような姿をしてるに違いないわ
象は蛇に似てる
それに触れてみるのよ
もっと言えば、偉大で大きなペニスに
ええ、実際に


(そして私の股間から、前に飛び出る・・・)

あなたは、あなたの言葉ほど狂ってはいないわ
ただ、一生懸命になりすぎて
ちょっと目が見えていないだけ
地上には、あるものが存在することに気づかなかっただけ

あの奇妙な生き物は一体何なのだ?

あなたが何と呼ぶか知らないけれど
あなたは知っている
時々、料理を焦がす人たち
ええ、その通り
あなたが何を言いたいのか分かるわ
そうね・・・ええっと・・・
母親、姉妹、娘、ええ
その人たち、

イブの娘たち

じゃないの?

男から取ったあばら骨で
変形され
男のために
男によって
長い間、無視されてきた

私は目に見えないと思う。私は実在している?

手を下へ這わせる
触れる
感じる
あ、こんにちは
ああ、大丈夫。私は実在してる
ああ、本当に私は存在してる。ちょうだい?

別の本を。

こんにちは、e. e. カミングスさん
私のショーへようこそ
素敵なお名前ね
天から授かったようなお名前
私はその気分になっているの
詩を聞かせて

「裸でいる麗しき娘は
 値する・・・」

ええ、e.e.カミングスさん、私は・・・どんなコトに・・・んんん・・・値するの? ん?

「それは・・・」

カミングスさん、んんふ・・・続けて

「それは・・・それは・・・」

ええ、言って! 言って!

「それは幾千もの銅像に値する・・・」

あん!

あん!

はあ!

そんな

ああぁ

いい詩ね、カミングスさん
私に気づいてくれてありがとう
私たちに
詩を誤って引用してごめんなさい
強調部分はすべて私が行いました
ただ、ちょっと、乗りすぎてしまって
ああぁ

あなたの文章の力のせい?

んんん

私はごろりとなって
体を丸め
喜びを与えてくれた私の指の匂いを嗅いで
もう眠たい
でも明日は
書くつもり

真実のコトを書く

それまで待って・・・

そして彼女がこのような不信心な言葉を発したとき
彼女は全能の神に打ちのめされた
そして、周りの者はすべて証言した
真に、神は揶揄されてはならぬと
そしてこの石が用意されたのだと
そのことはすべての者が知ることだろう


むんんんぅ
もう疲れた
私は良い女の子なの
良い女の子はいつでもありがとうと言うもの
あなたの可愛い女の子は
素敵な電撃に
ありがとうと言うわ

別のを
おねがい楽しませて
明日
というか
あなたのせいで私はこのようになったのだから

ハハハの笑い声をいくつか

んんん

もうやめる
疲れた

キス


おわり
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