「あうっ! ストップ! 僕はマゾじゃないよ!」
「本当?」
「もちろん!」
「じゃあ、サドなの?」
「今、君を殴ろうとも思ったけど、それも僕には性的なことと思えない」
「ダメじゃない。これまで全部試してきたのよ! これ、本当に、全然効かないの?」
「あうっ! 僕はフェチじゃないって言ってるじゃないか! もうやめてくれ!」
「フェチになってよ! あなた、女は好きじゃないし、男も好きじゃないし・・・」
「女は好きだよ! 僕が女を好きなのは知ってるじゃないか。君を一度も誘わなかったから、そう言うのかい?」
「あなた、誰ともデートしないわ。ただ無邪気に遊びまわってるだけ。あなたは男も好きじゃないし、ヒツジも好きじゃないし・・・ヒツジは好きじゃないわよね?」
「もちろんだ!」
「じゃあ、ヒツジ・フェチになるべきよ」
「どうしてフェチにこだわるんだ?」
「楽しいもの。・・・いいこと? これまで、レザーも、サランラップも、ラバーも、チョコレート・プリンも、ロール・プレーイングも、パンティも、靴も、ポルノも、オムツも、調教も、全部2人で試してきたのよ。あと何が残ってる?・・・あっ、そうだ! 黄金水!」
「性欲が足りないって、それだけなんだよ。どうしてそれでいけないんだ?」
彼女は、おしっこをするため僕の顔にまたがった。「自然なことじゃないからよ」
Desdmonaのコメント:
第2席
すべてをセリフで書くのはフラッシュでは危険です。この作者は、背景とキャラクターを彩るための大切な言葉を無視してしまっています。でも、ここでは、それがうまくいっている。背景やキャラについて分らないところが何もありません。全部分ります。というか、最後に分るのですが。この作品は、録音テープからの書き起こしのような感じです。本物の、可笑しい録音テープのよう。素晴らしい作品です。