「強烈な火曜日」 The Intensity of Tuesday by Rhonda K. Baughman From Desdmona's Erotic Stories Contests: 2003 Erotic Postcard Fiction Contest Winners

ホステスとして完璧。見事な正装。黒のレースと透き通るような白肌。赤く瑞々しい唇。曲線美。酔いながら私をまっすぐに見つめている。頷きながら私に向かって歩いてきて、赤ワインのメルローが入ったグラスとヒナギクの小さな花束を渡してくれた。研究論文のことが突然、頭から消える。目の前に新しい課題が現れたから。

私は、花びらを摘んでいく・・・テーブルのガラス面に花びらを並べていく。ワインのボトルの周り、円を描くように配列していく。そうするのが一番自然なことのように思えた。

「私のせいで、ナーバスになってる?」

私は頭を振った。

「誠実さって、一夫一婦主義と同義じゃないわよね」

彼女はちょっと顔を背けて私から視線を離した。そのほんのちょっとの間、私は物思いをして我を忘れる。

彼は、私に強く抜き差しすることと、私に速く抜き差しすることは違うと知っているし、彼は、私にとっては、彼がイクときに私を見つめてくれることが、私自身のオルガスムよりも大事なことだと知っているし、私は彼が本当に好きだし、彼は私に論文のことは一休みさせて、自分についてくるようにと言っていたし、でも彼は消えてしまったし、私は、この場に独りでいるのが嫌なんじゃなくって、独りでいるのが嫌なだけだし、私はただ表面的にみんなと付き合ってるだけ。

彼女が私に振り向いた。

「ここには誰かと来たの?」

私はまた頭を振った。でも、彼女は私が誰かと来たと知っている。彼女は私の手を握った。

「誰でもいいわ。彼、待ってくれるわよね」

ワインのボトルを取り上げ、ラッパ飲みをしながら、彼女は私を誰もいないキッチンに連れて行った。両手を私の胸に当て、私にキスをした。二人とも目を開けたまま。私の乳首をつねり、髪を引っ張るようにして近づけ、強く私にキスをする。とても強すぎて私は呼吸ができないほど。彼女の膝が私の腿の間にくさびのように入ってくる。私は彼女に体を擦り付けていた。名前も知らない人。彼女は私から体を離し、ドレスを正し、私のスカートも直して、ぐっとワインを飲み干した。二人とも微笑んでいた。


おわり





Desdmonaのコメント:
これは、繰り返し読むたびに、私の評価が一番上がっていったフラッシュです。最初読んだとき、これは、頑張りすぎだし、ちょっと混乱してると感じました。でも最後に読んだときには、セクシーで(まさに)強烈だと思ったのです。正確にその瞬間の出来事を伝えている。それに語り手の心の移り変わりも描いているかもしれません。・・・驚嘆すべき、刺激的な小品。派手な口紅から、独白、そして自己弁護まですべてを含んでいます。