3週間前までは、自分は有能なビジネスマンだと思っていた。
ビジネス関係の教育を受けたばかりでなく、3年ほど翻訳の教育も受けた。
フランス語とドイツ語がメインで、少しスペイン語もやる。
そして美しく性格もよいサンディーと結婚、大企業に就職した。
フランスとドイツに支店を設ける際に、この会社に10年に渡って尽力してきた。
何時間も残業したし、まったくうんざりするほど退屈な出張を繰り返してきた。
でも、給与はよかった。
3週間前までは。
その日、オフィスに着いたらデスクの上にメモがあったのである。
社長が8時5分に面会に来るようにと言う。
僕はエレベータに乗ってすっ飛んでった。
そして、8時9分に、同じエレベーターで下りてきたのである。
クビになっていた。
会社はヨーロッパ支局を売却したと言う。
午前10時までにオフィスを明け渡すから、オフィスを整理しておけという。
退職金の6ヶ月分の給与はすでに僕の口座に振り込まれていた。
突然のクビに本当に参ってしまった。
僕はオフィスに戻り、わずかばかりの僕個人の持ち物を手にした。
デスクにあった他のものは床に放り投げた。
電球を2,3個割った。
そして、一度だけ「さよなら」の挨拶の合図を送り、そこを出た。
つまり部長に指を一本立てて見せただけ。
後はドアをバタンと音をたてて閉めて出たのだ。
街に車を走らせた。
駅に車を止め、コインロッカーに荷物を入れた。
そして、2、3軒、バーをはしごした。
自分が哀れで仕方なかった。
3時までには、完全に酔っぱらって、サンディーの職場に電話をした。
彼女は小さな専門書出版会社の秘書をしている。
長々と状況を妻に話した。
僕が今どこにいるかも。
街のすさんだバーにいて、どろどろに酔っぱらって、家に帰る道も分からないと。
だからお願いだよ・・・。
僕の救いの天使がやって来た。
キスをして抱いてくれた。
なんとか助けられながら、バーを出て彼女の車に乗り込んだ。
サンディーはタクシー会社に手配して僕の車を代走させ、駅に置いた荷物を回収した。
5時には、僕は家のシャワールームの椅子に座っていた。
冷水を浴び、熱いコーヒーを一杯飲みながら、ゆっくりと酔いが醒めてくる。
裸になった美しい妻。
自分のコーヒーをトイレのふたに乗せて僕を見ている。
彼女の姿も、僕の元気を取り戻してくれた。
6時半。
たくさんキスをし、抱き合い、2、3回激しく自暴自棄のセックスをした後だった。
ようやく妻が僕の目を覗き込んで、問いかけてきた。
「ねえ、あなた、一体どうしたの?」
説明した。
同じだけの給与がもらえるような仕事に就けないかも知れない恐怖。
失業手当を受ける夫に対してサンディーはどんな反応を示すだろうか。
それにご近所の目、などなど。
しかし最後に、サンディーは大きな声で言ったのだった。
「素敵じゃない!
あなたが今までのようないいお給料をもらえないって、素敵だわ。
あなたにもっと会えるようになるかも。
愛してるわ。
分からない?
私たち、本当のところ、お金がいらないのよ。
家のお金は払ってあるし、車も払ってある。
全部、払ってあるもの。
それに、結構な金額が口座にあるじゃない。
子供はまだ作れないのは残念だけど、それも今に始まったことじゃないし。
これから15年は、私の給与だけで、充分に暮らしていけるわよ!」
ああ神様、本当に素敵な女性だ。
大抵の映画女優と比べても、劣らないほど美しい。
そればかりでなく、信じられないほど賢いのだ。
まあ、ここら辺りの話はできるだけ短くすべきだな。
早速、本題のお話に行こう。
エッチなやつだ。
この2週間ほど、僕はサンディーの会社のために、短編小説の翻訳をしていた。
ペイは普通だ。
ものすごくよい訳ではない。
だが、非常に快適な仕事である。
庭のテーブルにノートパソコンを置いての仕事。
大音響のスピーカーからベートーベンやモーツアルトが流れ、冷蔵庫には冷たいジュース。
サンディーも喜んでいた。
僕らが愛しあう割合は急上昇し、月2回から、週4、5回になっていたからだ。
そして先週の火曜日のことだ。
サンディーの上司のアレクサンダーから電話が来たのだ。
彼は僕の翻訳を誉めてくれた後、僕に頼み事をしてきたのである。
かなり濃厚なフランスのポルノ小説を翻訳してくれないかと。
「それは、僕は全然問題ありませんよ」
「それはよかった。
というのも、25本小説があるんだが、それを3週間以内に仕上げて欲しいんだよ」
それを聞いて、僕は伝えた。
翻訳自体は大変ではない。
が、パソコンに打ち込む速度が問題で、間に合わないかも知れないと。
するとアレクサンダーは、こう言ってきたのである。
「ハンナという非常に有能な若い女性社員がいるんだ。
彼女はキーボードの魔術師でね。
翻訳してハンナに聞かせるのはどうだろう。
そうれば、話すのとほぼ同じ速度でタイプしてくれると思うんだ。
この3週間、こっちのオフィスに来て彼女と仕事してくれないだろうか?」
僕はそれに同意した。
さて、水曜の朝。
僕はサンディーと一緒に起きた。
サンディーが訊いてくる。
「あら、あなた、どこに行こうとしてるの?」
「君と同じところさ」
「また、嘘ばっかり」
「まあ、いいから見てなって」
とはいえ、もちろん、アレクサンダーからの話を妻に伝えた。
その水曜日、僕は自分がまったく新しく、不思議な状況に置かれることになる。
もちろん、にっこりと頬を緩めてしまいそうな状況であるが。
ハンナは、少し陰りがあって官能的な凄い美人だったのである。
多分、25歳から30歳の間。
翻訳で最初にいやらしい言葉やシーンが出てきたときには、大変だった。
口に出すのに四苦八苦した。
僕は顔を真っ赤にしていたし、ハンナも同じだった。
互いに視線をあすことなど、滅多にしなかった。
あの種の言葉は、サンディーにすらも使ったことがない。
突然、ハンナが僕の方に顔を向けた。
「多分、感じていると思うけど、なんとか状況を変えなくちゃいけないと思うの。
じゃないと、お金になる仕事にならないわ。
期日までに翻訳をアレックスに納められないことになっちゃう」
「ほとんど、その通りだ」
できるだけ彼女に気づかれないようにペニスの方向を変えながら言った。
だが、当然のようにハンナはそれに気づいていた。
「でしょう?
ホントに凄い話ね。
私まで興奮してるもの。
たった1ページ半だというのに」
「ともかく、問題は、僕がこの種の言葉を美しい女性に話すのに慣れていないことだけなんだ。
だが、ともかく、やらなくちゃいけないので、自分で克服するよ。
それに君の方も無視すること。
つまり・・・僕のあそこが、勝手にこの物語の評価を目に見える形で表してしまうんだが、それを気にしないこと。
いいね」
「ええ、注意しますね。じゃあ、先に進む?」
僕たちは、仕事を再開した。
さらに30分ほど翻訳を続けた。
だが、僕のペニスはずっと固くなりっぱなしだったし、介抱を求めて叫び声を上げていた。
それにハンナの乳首も、ブラジャーとブラウスから突き出ようと、苦労しているようだった。
ハンナは、息づかいを荒くし、少し足を広げていた。
僕の方も、時々ペニスを擦っているのを隠そうとはしてなかった。
僕は、ふいに自分の椅子をハンナの椅子に近づけ、手を伸ばした。
右側の乳首が、僕の二本の指の間に気持ちよく収まる。
少しだけ揉んだり、つねったりした。
手のひら全体をお椀のような形にして乳房に触った。
そして手を元に戻したのだった。
ハンナの方もお返しをしてきた。
僕の方を見もせずに、ふいに右手を伸ばして、ペニスのところに手を当てる。
そうして2、3秒、さすったり揉んだりしたのである。
僕は、呻くような声を上げた。
だが、ハンナは素早く手で僕の口を塞ぎ、もう一方の手でドアの方を指さした。
ドアは開いていて、サンディーとアレクサンダーが働いている外側のオフィスに通じている。
向こうからは何も見えないが、僕が声を上げると、怪しまれてしまうのは確実だった。
僕はハンナに頷いて見せながら、次の文を読み上げはじめた。
ハンナがタイプを始めると、僕は素早く手を足に当て、膝からあそこに向かって滑らせた。
その部分はすっかり濡れきっていた。
僕は次の文を読み上げながら、クリトリスの辺りに少し強めの圧力を加えた。
指先で濡れたパンティを上下にさすったりもした。
そして、ハンナに身を寄せて、耳元に囁きかけた。
「僕はこの状態だから、あっちのオフィスに行くことができないんだ。
お願いなんだが、向こうに行ってコーヒーを持ってきてくれないか?
パンティをここで脱いでからね」
「ええ、いいわよ」
ハンナは大きな声で言った。
「砂糖やミルクは?」
そう言うなり、椅子から立ち上がって、指をパンティの腰に引っかけ、脱ぎ降ろした。
パンティを脱ぐ瞬間、スカートをめくり上げて、実にセクシーな、手入れされた黒い三角形を見せてくれた。
そして、脱いだパンティを僕の鼻先に当てながら、また、大きな声で言う。
「ええ、じゃあ、私もブラックにするわ」
そして、コーヒーを汲みに外のオフィスに軽やかに歩いていったのだった。
向こうでちょっと雑談をしているのが聞こえた。
突然、ドア先にサンディーが顔を出した。
「あら、ポルノ作家さん、仕事の調子はどう?」
にっこり微笑みながら言う。
「そうだなぁ。
フランス語の先生と、このジーン・ジャネットを読みたかったよ。
だって、普通の辞書には絶対載っていないような単語がいっぱい出て来るんだ。
でも、ぼちぼち進んでいるよ。
締め切りに間に合わせるのにも、順調と言えると思う」
「興奮する小説?」
「家に帰ったら、このコピーを上げるよ。
このタイプの話を見ず知らずの美人さんと一緒に訳すなんて思いも寄らなかった」
「あら、ハンナは、見ず知らずってわけじゃないでしょ。
いいから、リラックスして、良い仕事をしてね。
じゃあ」
そう言って、サンディーは自分のデスクに帰っていった。
サンディーと入れ替えに、ハンナがコーヒーのマグカップを二つもって入ってきた。
可笑しいと言わんばかりに満面に笑顔を浮かべている。
ハンナは僕のところに歩き寄り、目の前に立った。
両手にマグカップをもって、足を広げて立っている。
非常にあからさまな誘いだった。
もちろんその誘いに僕は応じ、手を膝からあそこへと滑らせ上げる。
すっかり濡れたままだし、陰唇がぷっくり膨らんでいるように感じた。
その唇の間を指はぬるぬると滑り、クリトリスを円を描くように数回擦った。
その間、僕はハンナの目を見つめ、唇を舐めていた。
「ジョン、コーヒーをどうぞ。
唇が乾くの?
何か湿り気のあるものが欲しいような感じに見えるわよ」
「ああ、そうなんだ」
ハンナは椅子に座り、二人、コーヒーを啜った。
「じゃあ、お昼前に少しでもやっておかなくちゃいけないから、さっき進んだところから行きましょうね」
そう言うなり、スカートを腰までたくし上げて座り直し、同時に、シャツのボタンを3つほど外して、ブラのフロントホックも外した。
素晴らしい体をしてる。
「私の準備はいいわよ。じゃあ読み始めて」
明るい声でハンナは言った。
僕は再び訳を読み始めたが、同時に右手はハンナの下半身を忙しく触り続けていた。
ハンナは恥丘を少し前に押し出すような座り方をした。
そうすると僕がクリトリスとあそこを触れやすくなる。
ハンナのあそこを優しく触り始めると、彼女は微笑み、時々、ため息をもらした。
しかし、その間も、キーボードを叩き続けている。
突然、ハンナは姿勢を正した。
彼女のあそこが腰と椅子の間に隠れる。
「ふーっ、イキそうだったわ」
僕に囁いてきた。
「まだイキたくないの。
あなたのペニスも出して。
私を見ながらマスターベーションするところを見せて欲しいの」
「本気なのかい?」
「もちろんよ。
こういうお話を書けるっていうことは、こういうこともできるってことじゃない?」
「ああ、分かった」
僕は、話を訳しながら、素早くチャックを降ろし、ペニスを取りだし、手でいじり始めた。
話は、女が恋人にアヌスを犯され、その後、そこに小便をかけられて清められるというシーン。
ハンナは興奮に目を大きく開けていた。
同時に、僕の皮かぶりの20センチも大きく膨らんでいった。
「ああ、舐めてみたいわ」ハンナが囁きかける。
僕は立ち上がって、ハンナの顔にそれを向けた。
だが、たったの15秒間だけだ。
タイプをしなければならない。
その甘美な15秒間、ハンナは両手で僕のペニスを捧げ持ち口に含み、皮を後ろに押して剥いた。
ハンナの熱のこもった口の中で、亀頭部分が露わにされていく感触を感じた。
凄くいい。
彼女の口から引き抜き、椅子に座り直した。
マスターベーションを続けながら。
ハンナもタイプの合間に時々右手をあそこに当てていた。
「君の中に入れたくてたまらない。今すぐ!」
次第次第に僕も切迫した気持ちになっていた。
「いいわ。椅子の高さを下げて」
最下まで下げて座る間、ハンナはタイプを続けている。
ハンナは自分の椅子を少し脇にずらして、それから囁いた。
「来て!急いで!」
僕は椅子ごとコンピュータの前に動いた。
そして、ハンナは、非常にはしたなくも、同時に極めて効果的に体を動かして、僕の膝の上にお尻を降ろしてきたのだった。
僕の餓えたペニスが彼女の煮えたぎったあそこにすっかり姿を消す。
ああ。
凄くいい。
翻訳を続けている振りをしつつも、ハンナは微妙で繊細な動きをしていた。
ごく小さな上下運動。
小刻みな痙攣。
腰の回転運動。
そのすべてがこの上なく素晴らしかった。
僕は右手をハンナの前に伸ばし、クリトリスを触った。
非常にゆっくりとこね始め、徐々にこね回す指の動きの速さと力と増していった。
2、3分したら、ハンナは両太股で僕の手を挟んで締め付けた。
自分の右手で僕の手を抑え、イカされるのを防ごうとした。
だが、すでに手遅れだった。
僕はわりと持久力がある方で、ハンナの意志の力は僕にはかなわなかったのだ。
突然、ハンナは体全体をうち震わす。
あそこが僕のペニスを締め付ける。
声を出さずにアクメに達そうとしながら、ハンナは爆発してしまいそうだった。
僕は手をクリトリスから離し、彼女の可愛いお腹をマッサージして上げた。
まもなくハンナは力が抜け、興奮状態から回復した。
そして僕は再び手をクリトリスに持っていく。
翻訳の話は、その時点では、ヒロインが犬のジャーマンシェパードに乳首を舐められたり噛まれたりするシーンだった。
僕も左手で、犬がヒロインの乳房に対してしているのと同じ動きをし、同時に右手ではクリトリスをこね回し続けた。
そして予想通り、ハンナは再びオーガズムに達したのである。
その後も、同じことを繰り返し、再び。
4回目のオーガズムに行くかと思われたときだった。
ハンナが腰を上げ、ペニスを抜いてしまった。
「今度は、自分でタイプしなさい、この意地悪!」
そしてするりと床にしゃがみ僕の方を向いた。
僕が自分でテキストを読み上げ、自分でコンピュータに打ち込む間、ハンナはこれまでで最高のフェラチオをしてくれたのだった。
おしゃぶりされることが大好きだから、最高と言ったのではない。
実に上手だったのだ。
片手でペニスを握りつつ、もう片手の指でお尻の穴を愛撫しながらのフェラ。
最高だった。
僕が射精を始めたちょうどその時、半開きのドアからダンディーの声が聞こえた。
「あなた達二人もお昼に出る?」
僕はあわてながら咳払いをし、興奮状態を気取られないようにした。
そして、ハンナが素早く立ち上がるのにあわせて、叫びかけるように言った。
「ああ、そろそろブレークを入れようとしてたんだ」
サンディーが部屋に入ってくるまでに、なんとか二人とも服の乱れを整えることができた。
「今日のアレクサンダーは、頭が変なんじゃないかしら。
ここにランチを持ってきて食べるんじゃなくって、みんなで外に食べに出ようって言うのよ。
何考えてるのか分からないわ。
まあ、でも言われた通りにするほかないけど」
「そうね」
ハンナが応えた。
「フロッピーにバックアップするから、ちょっと待っててね。
その後、みんなで行きましょ」
「あ、私にもコピー取って置くの忘れないでね」
サンディーは笑いながら言った。
「注意した方がいいわよ」
ハンナが警告するように言う。
「え?なんか問題があるの?
それを読んで、あなたに何か起こったとか?」
「読めば分かるわ。読むまでのお楽しみ」
ハンナは微笑んでいた。